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キャセイパシフィック航空 香港エクスプレス航空の新たな最高経営責任者を任命

キャセイパシフィック航空 香港エクスプレス航空の新たな最高経営責任者を任命

航空業界に精通したキャセイパシフィックのベテランマンディ・ンが豊富な経験を生かしてグループの子会社のCEOに

キャセイパシフィック航空は、キャセイパシフィックの完全子会社である香港エクスプレス航空の新たな最高経営責任者(CEO)に、マンディ・ンを任命しました。マンディ・ンはキャセイパシフィックのカスタマー&コマース最高責任者に就任したロナルド・ラムの後任として、8月19日付で着任しました。これにともない、ロナルド・ラムは香港エクスプレスの会長に就任しました。

「キャセイパシフィックによる買収完了からの1ヶ月間にわたり、香港エクスプレスのチームとは緊密な連携を図ってきました。より強固な企業体質の確立に向けた事業改革案の策定に取り組みながら、業務の移行をスムーズに行いました。今後も独立したローコストキャリア(LCC)として香港エクスプレスが運航を続けるという方針に変わりはありません。」

「香港エクスプレスの事業方針を継続して維持することは極めて重要だと考えています。私はマンディとともに香港エクスプレスの買収および業務移行のプロセスに携わってきましたが、マンディは香港エクスプレスとキャセイパシフィックグループの間でのスムーズな業務の移行を着実に進めるうえで、非常に重要な役割を果たしました。今後もマンディと力を合わせながら、香港エクスプレスを率いてまいります」とラム氏は述べています。

航空業界に精通したン氏は、キャセイパシフィックで17年間にわたり勤務しました。1999年に幹部候補生として入社以来、運航計画や収益管理、営業の分野での要職を香港、タイ、マレーシアで歴任しました。

航空事業計画部門のマネージャーを務めた際には、グループの運航スケジュールや離発着枠、運航機材の配備、貨物専用機を含めた200機以上におよぶ保有機材によって生まれる利益の最適化などに関連する業務全般に携わっていました。

ン氏は売上や収益管理、中でも貨物の営業と市場開発、そしてネットワーク全体の収益最大化に関わる分野でのキャリアが豊富で、旅客営業部門のマネージャーとして香港をはじめマカオ、珠江デルタ地域の営業部隊を指揮した経験も有しています。

香港エクスプレスの最高経営責任者に就任するまで、ン氏は2018年7月から香港のスワイヤ・パシフィック社で事業開発部門ジェネラルマネージャーを務め、それ以前はスワイヤとオランダの化学メーカーであるアクゾノーベルによる合弁事業で、中国本土と香港にてデュラックス(Dulux)ブランドを主力とした装飾塗料を製造・販売するアクゾノーベル・スワイヤ・ペイント社(香港)の取締役兼ジェネラルマネージャーを務めていました。