キャセイパシフィック航空貨物事業のブランドを「Cathay Cargo」に名称変更
キャセイのビジョン“世界最高のサービスブランド”に沿ってリブランド
キャセイ・カーゴは、世界に広がる当社のネットワークならびにその先に及ぶ物流の円滑化に寄与することで、キャセイパシフィックが世界トップクラスのサービスブランドとしての地位を確立するための役割の一端を担っています。世界70以上の就航地へ、200機以上の航空機で貨物を輸送するキャセイ・カーゴは、すべての目的地の発展に貢献しています。
航空貨物事業への継続的な投資により、キャセイ・カーゴでは近年、エクスプレスソリューションを提供する「キャセイ・プライオリティ」や医薬品ソリューションを提供する「キャセイ・ファーマ」など、事業の刷新を図ってきました。国際郵便物ソリューションを提供する「キャセイ・メール」も本年3月にサービスを一新する予定です。これら新規ソリューションの導入は、貨物状況の可視化や信頼性が高く迅速な輸送を可能にする新しいデジタル技術を用いて、温度変化に敏感な医薬品の輸送や効率的で信頼性の高い貨物輸送サービスに対する需要の急増に対応するものです。
キャセイ・カーゴはまたテクノロジーにも投資しています。低消費電力でデータ通信ができるBluetooth Low Energyを活用し空港間の貨物の移動をほぼリアルタイムで追跡できる「ウルトラ・トラック」や、24時間使用可能で直感的なインターフェースによりスペース確約機能も提供するオンライン予約サービス「クリック&シップ」がその一例です。
また今回のリブランディングの一環としてリニューアルしたキャセイ・カーゴのウェブサイトはブランド理念を反映したものとなっています。頻繁に使われる予約、追跡、フライトスケジュールなどの機能はこれまで以上にアクセスしやすくなり、最新のキャンペーンやソリューションの紹介などもわかりやすく掲載しています。お客様や事業パートナーにより価値をもたらす様々な商品やサービスを提供するプレミアムなトラベルライフスタイルブランド、キャセイをマスターブランドとし、キャセイ・カーゴはその傘下の一員としてさまざまな先進的な取り組みを展開していきます。
「キャセイパシフィック航空の航空貨物事業は、中国-オーストラリア間で初めて貨物を輸送した1946年以来、キャセイグループの成功に不可欠な役割を担ってきました。私たちのの航空貨物事業は、世界で最も取扱量の多い国際航空貨物ハブである香港を拠点として運営しています。」
「香港とグレーターベイエリアにおける航空貨物事業に継続的に投資し将来的な成長を目指す私たちにとって、今回のブランド統一は大きな好機です。当社グループ全体で掲げる、既存の枠を超えて前進するという"Move Beyond "の精神に従い、最先端のサービスを提供するという当社の強みが活かされています。」(グループ最高経営責任者のロナルド・ラムのコメント)
「「キャセイ・カーゴ」は、「世界最高のサービスブランド」の一つとなるべく、お客様のために革新的なソリューション、サービス、テクノロジーの開発を続けています。テクノロジーとロジスティックスへの継続的な投資により、業界をリードする企業になることを確信しています。」(航空貨物事業 ディレクター トム・オーエンのコメント)