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キャセイパシフィック航空新しい経営陣を発表

キャセイパシフィック航空新しい経営陣を発表

キャセイパシフィック航空は、新たな経営幹部を以下のとおり発表しました。8月19日付けでの着任となります。

  • ルパート・ホッグの後任として、最高経営責任者(CEO)にオーガスタス・タンを任命。
  • ポール・ルーの後任として、カスタマー&コマース最高責任者にロナルド・ラムを任命。
    ロナルド・ラムは香港エクスプレス航空の最高経営責任者の後任が決まるまで兼任。

キャセイパシフィックの取締役会は、8月16日にルパート・ホッグ最高経営責任者とポール・ルー カスタマー&コマース最高責任者からの辞任の申し入れを受理しました。また、同日の取締役会では、最高経営責任者にオーガスタス・タン、そしてカスタマー&コマース最高責任者にはロナルド・ラムを新たに任命。キャセイパシフィックを牽引する新たな指導者を迎えるのに相応しい時であり、経営幹部としての豊富な経験とキャセイパシフィックでの長年のキャリアを兼ね備えたオーガスタス・タンとロナルド・ラムは、リーダーとして適任であると判断しました。

キャセイパシフィックのジョン・スローサー会長は「オーガスタス・タンとロナルド・ラムは、航空業界についての豊富な経験と深い知識を備えており、この時期にキャセイパシフィックを統率するために強力かつ非凡なリーダーシップを発揮してくれると確信しています。世界有数の国際都市である香港は、キャセイパシフィックのホームタウンであり、またアジア最大の国際航空旅客・貨物輸送拠点である香港国際空港を擁しています。キャセイパシフィックは、運航の安全とサービスレベルの向上に常につとめ、顧客サービスにおいて高い評価を得られるよう、日々努力しています」と述べています。

ホッグ氏は「過去3年にわたってキャセイパシフィックグループのリーダーをつとめたことを光栄に思います。今後も香港が引き続きアジアを代表する航空輸送拠点として重要な地位にあることは変わらないと確信しています。この数週間にキャセイパシフィックが直面した困難な状況を考え、ポールと私は会社のリーダーとして責任を取るべきであると判断しました」と述べています。

スローサー会長は、「ルパート・ホッグと彼のチームは、キャセイパシフィックの業績回復を実現するために企業改革3カ年計画を実行し、継続的な成長に向けた頑強な基盤を作りました。しかし最近の出来事はキャセイパシフィックの安全運航に対する姿勢に疑問を抱かせ、キャセイパシフィックの評判とブランドは厳しい圧力にさらされました。常に安全を最優先にしてきた私どもにとって、残念なことです。私どもは経営陣を一新することで信頼を回復し、前進していくのが適切であると判断しました。キャセイパシフィックは基本法に記された一国二制度のもとでの香港を全面的に支持するとともに、香港の未来は明るいものだと確信しています」と加えています。