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ボーイング社とキャセイパシフィック航空、記念すべき70機目の777型機納入を祝賀 キャセイパシフィック航空はアジア最大の777型機運航航空会社に

キャセイパシフィック航空はこのほど、記念すべき70機目のボーイング777型機を受領しました。発注済み777型機としては最後、777-300ER型機(航続距離延長型)として53機目となる受領で、これによりキャセイパシフィック航空はアジア最大の777型機運航航空会社となります。ボーイング社と同社は、これを記念して調印式を行いました。

この納入により、キャセイパシフィック航空のボーイング777型機は、777-300ER型機が53機、777-300型機が12機、777-200型機が5機の構成となります。キャセイパシフィック航空は、777-9X型機を21機発注しており、777X型機を最初に運航する航空会社の一社でもあります。同航空は、2007年9月に最初の777-300ER機を受領しましたが、運航効率や航続性能に優れ、環境により配慮した同機材の増強により、同航空の長距離路線用機材は一層近代化されることになります。

 

キャセイパシフィック航空のアイヴァン・チュー最高経営責任者は、「777型機は、キャセイパシフィックの運航機材の近代化とネットワーク拡大に重要な役割を果たしてきました。私どもはアジア最大のボーイング777型機を運航する航空会社となりましたが、これら機材は航続距離と信頼性に優れ、アジア域内の基幹路線はもちろん、777-300ER型機が運航する長距離路線においても複数便のデイリー運航を可能にしてきました。世界で最も重要な国際ハブ空港を持つ香港の地位を強化したい私どもの取り組みは、この777型機に支えられていると言ってもいいでしょう。」と述べています。

キャセイパシフィック航空グループは、200機を超える保有機材で、世界約200都市に翼を広げています。

ボーイング社民間航空部門北東アジア営業上級バイスプレジデント イサーン・ムミール氏は、「キャセイパシフィック航空とは777型機プログラムで長年のお付き合いをさせていただいております。キャセイパシフィック航空への、70機目の777型機の納入は大変光栄なことであり、次世代777X型機を含め、今後も長期的な充実したパートナー関係を継続していきます」と述べました。

キャセイパシフィック航空の長距離路線用機材の最大部分を担う777-300ER型機は、同等クラスの機材において最良の燃費とコスト効率を達成するものであり、世界一の信頼性を誇るワイドボディー機です。旅客機としては最大の貨物スペースを持ち、2016年には燃料消費がさらに2パーセント削減可能となる設計に改良される予定です。

777-300ER型機への賞賛は止まず、乗客アンケートで「ベストエアクラフト」に選ばれ、燃費や旅客負荷コストと性能で「同規模の旅客機においてベスト」と認められたほか、「最高の残存価値を持つワイドボディー機」に選ばれるなど、各方面で高い評価を得ています。

 

キャセイパシフィック航空グループは、東京(成田・羽田)、大阪、名古屋、福岡、札幌、沖縄、広島の各都市と香港を結ぶ路線で毎日20便以上(台北経由便を含む)のルート最多便数を運航しています。「心からのおもてなし」をモットーに、英スカイトラックス社による「ワールド・エアライン・アワード」では最多受賞記録となる過去通算4回の「エアライン・オブ・ザ・イヤー」に輝いています。

 

本件に関するお問い合わせは

『キャセイパシフィック航空』広報 バーソン・マーステラ 担当:佐久間、恩田、中村

TEL: (03) 3264-6713/FAX: (03) 3237-1244/CathayPacificJP.PR@bm.com