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2027年から受領するA350F型機は、香港と北南米および欧州を結ぶ長距離路線に就航します。これにより、香港、中国本土と、その他の地域との結びつきを強化し、世界一の航空貨物ハブとしての香港の地位向上に貢献します。
キャセイカーゴは現在、B747-8F 14機、B747-400ERF 6機を含む計20機のB747貨物機を保有しています。また、キャセイグループの幅広い旅客ネットワークも活用し、世界約80都市に貨物サービスを提供しています。
キャセイグループの新機材導入においては、2025年以降にB777-9型ワイドボディ旅客機21機、2029年までにエアバスA320neoおよびA321neoの合計49機が納入予定で、今回のA350Fの発注により、追加の新機材納入数は合計77機となります。
「2024年に向けて当社の事業運営は勢いを増しており、今回の発注は将来への投資における大きな柱のひとつです。香港の国際ハブ空港におけるキャセイの確固たる地位を反映したものであり、『第3滑走路』がもたらすビジネスチャンスを見据えたものです。燃費効率の高い次世代貨物機の導入により、さらに多くの貨物容量を提供するとともにグローバルネットワークを拡大し、持続可能なリーダーシップの実現に向け邁進します。」キャセイ・グループ 最高経営責任者(CEO)ロナルド・ラムのコメント
「貨物機にA350Fという新たなスタンダードが登場し、キャセイのような航空貨物輸送に精通したグローバルな航空会社が、当社の最新貨物機の導入企業の一員に加わったことを嬉しく思います。」エアバス社 チーフ・コマーシャル・オフィサー兼国際部門責任者 クリスチャン・シェラーのコメント