キャセイパシフィック航空 2022 年度決算を発表
|
| 2022年 | 2021年 | 前年同期比 |
総売高 | 百万香港ドル | 51,036 | 45,587 | +12.0% |
純利益 (損失) | 百万香港ドル | (6,548) | (5,527) | +18.5% |
一株あたり利益 (損失) | 香港セント | (111.3) | (95.1) | +17.0% |
一株あたり配当金 | 香港ドル | - | - | - |
キャセイパシフィックグループ(本社:香港、最高経営責任者:ロナルド・ラム)はこのたび、 2022 年度(1〜12 月)の決算を公表しました。決算の発表に伴う、キャセイパシフィック航空の会長、 パトリック・ヒーリーによる声明は以下のとおりです。
キャセイパシフィック会長の声明
キャセイパシフィック航空は、76年以上にわたって香港のホームエアラインとして、世界の舞台で香港を代表し続けてきました。キャセイパシフィック航空は、香港と中国本土、そして世界中を結ぶ航空会社であり、香港の経済発展を支える重要な存在です。私たちは、新型コロナウィルス感染症の世界的拡大という最も困難な時期にもハブ空港としての地位を維持し、人と貨物の重要な流れが続くようにすることで、その役割を担ってきました。
キャセイパシフィック航空は、新型コロナウィルス感染症の世界的拡大によって3年に渡る困難をのりこえ、中でも、2022年は前半と後半で全く異なるビジネス環境を経験することとなりました。年初のオミクロン株の出現により、2022年の最初の数ヶ月間は、特に香港と中国本土において、旅行や業務上の制限がより一層厳しくなりました。これにより、旅客便と貨物便の両方を運航する能力が著しく制約されました。この状況は当社のビジネスに大きな影響をもたらし、2022年3月12日一日で全世界で運んだ乗客数が合計わずか58名であったという数字に象徴されます。
香港における新型コロナウィルス感染症の状況が改善され、5月1日以降、制限が徐々に緩和されたため、当社はフライト数と座席数を少しずつ回復させることができました。最も重要な市場状況の変化は、9月に香港に入国する乗客と香港を拠点とする航空機乗務員の検疫要件が解除されたことです。
業績
航空会社、子会社、関連会社を含むキャセイパシフィック・グループは、2022年に65億4,800万香港ドルの損失を計上しました(2021年:55億2,700万香港ドルの損失)。2022年の1株あたりの損失はHK111.3セントでした(2021年:1株あたりの損失HK95.1セント)。
航空会社および子会社の2022年下半期の業績は、同年上半期から著しく改善し、22億6,100万香港ドルの利益を計上しましたが、2022年通年では2億5,500万香港ドルの損失となりました。その大半が3ヶ月前倒しで認識される関連会社の業績によるもので、62億9,300万香港ドルの大幅な損失を反映した結果です(2021年:17億1,000万香港ドルの損失)。その結果、2022年下半期の当社グループの損失は15億4,900万香港ドル(2022年上半期:49億9,900万香港ドルの損失、2021年下半期:20億3,800万香港ドルの利益)でした。
年初の厳しい状況は、当初、月次の営業キャッシュ・バーンに悪影響を及ぼしました。しかし、香港特別行政区政府が5月1日から渡航制限や検疫を最初に緩和したことを受け、2022年上半期末には営業キャッシュフローを生み出す状態に戻りました。下半期には香港でさらなる規制緩和が実施され、2022年下半期には営業キャッシュ・フローが黒字化し、通期でも黒字を達成しました。
2022年12月31日現在、当社の利用可能な制限無し流動資産は272億香港ドルとなっています。香港特別行政区政府が78億香港ドルのつなぎ融資枠の引き出し期間をさらに12ヶ月延長し2023年6月8日までとすることに同意してくれたことに感謝します。これにより、当社の流動性をより柔軟に管理することができるようになりました。
今後の見通し
新型コロナウィルス感染症の世界的拡大による3年間の未曾有の混乱の後、私たちは今、香港が誇るべき、新たなキャセイパシフィック航空を再建する段階にいることを嬉しく思います。私たちは、長期的な成功をもたらすと確信できる明確な戦略を持ち合わせています。
これを達成するために、私たちは接続の利便性に重点を置いています。これは、キャセイパシフィック航空と香港、グレーターベイエリア(GBA)、中国本土、そして香港と世界とのコネクションを取り戻すことを意味します。
香港は、第14次5カ年計画の下、国全体の発展において重要な役割を担っており、特に、国際航空ハブとしての香港の地位を強化することの重要性が強調されています。当社は、香港、中国本土、および国際的な旅行市場のニーズに対応すべく、フライト能力を復活させ、国際航空ハブとしての香港の立場を再構築しています。旅客航空会社のキャセイパシフィック航空と香港エクスプレスからなる当グループは、2023年末までにパンデミック前の旅客輸送容量の約70%を運航し、2024年末までにパンデミック前の水準に戻すことを目標としています。
航空業界の状況は進化しており、キャセイパシフィック航空は、お客様、従業員、そして香港の変化するニーズに応えなければなりません。私たちは、事業の再建に慎重かつ責任あるアプローチをとっています。乗務員配置、人材のリソーシング、スケジュール、カスタマーサポート・ホットラインに関して改善点があったことを認識しています。私たちは、再建を続ける中で、このような問題を最小限に抑えるために最大限の努力を続けていきます。
新型コロナウィルス感染症の世界的拡大による厳しい3年間は、当社の財務状況に大きな影響を及ぼしました。香港特別行政区政府および株主の皆様の継続的な支援に感謝いたします。事業の再構築に伴い、当社のキャッシュフローは向上しています。今後は、香港の国際航空ハブのさらなる発展を支えるため、3本の滑走路の開通に伴う投資の必要性を考慮し、資金管理に関する慎重かつ慎重なアプローチを継続します。
香港国際空港の第3滑走路体制が2025年初頭までに全面稼働する予定で、これにより、競争の激化とともに、エキサイティングな機会が新たな段階に入ることになります。また、私たちは、グレーターベイエリアに拡大したホームマーケットとしての可能性にも大いに期待しています。香港が活気ある同エリアに経済的に統合される中、私たちはその役割を果たしたいと考えます。
感謝の言葉
取締役会を代表して、76年以上の歴史の中で最も激動の時代を乗り越えてグループを導いた最高経営責任者としてのオーガスタス・タンの多大なる貢献に感謝の意を表したいと思っています。また、ロナルド・ラムの最高経営責任者への就任、そして新たな責任を担う他の新リーダーシップチームにも、大きな喜びを感じています。後継者育成は、常に当グループの中核となる強みとなっています。
過去3年間、お客様から多大なご支援をいただいたことに感謝します。私たちは、可能な限り早く便数を増やし、より多くの目的地を追加するために継続的に取り組んでいます。
また、すべての従業員、特に第一線で働く従業員に心から感謝申し上げます。非常に困難な状況にもかかわらず、彼らは私たちが誇る業界トップクラスのサービスをお客様に提供し続け、私たちの航空会社、そして私たちの故郷が世界と安全につながっていることを維持してくれています。
キャセイパシフィック航空会長
パトリック・ヒーリー
2023年3月8日、香港
最高経営責任者のビジネス考察と展望
2022年も、新型コロナウィルス感染症の世界的拡大による渡航制限により、キャセイパシフィック・グループにとって困難な年となりました。しかし、2022年後半にトンネルの先に明るい光が見えたことは非常に心強く、そのポジティブな勢いは2023年に入っても続いています。新型コロナウィルス感染症の世界的拡大の残酷な3年間を経て、私たちはようやく、香港のためにキャセイパシフィック航空を再建する、新たなエキサイティングな段階に入ったと言えるでしょう。
2022年の検証
2022年の当社の旅客・貨物事業は、5月1日以降に香港政府が段階的な調整を開始するまで、香港で実施されていた旅行者及び香港在住の航空機乗務員に対する旅行制限及び検疫要件により制約を受けました。ですが、これらの調整により、特に10月から12月にかけて、徐々に多くのフライトを再開することができました。
旅客部門では、キャセイパシフィック航空と香港エクスプレス全体で、2022年第4四半期に約3,000便の旅客便を追加しました。12月までに、グループはパンデミック前の旅客便の約3分の1を運航しており、これは航空会社が合わせて上半期に運航した平均輸送容量の約8倍に相当します。キャセイパシフィック航空は、2022年1月時には29都市への運航でしたが、その2倍となる58都市への旅客便を運航し、1年を終えました。
貨物部門では、8月に貨物機のフルスケジュールの運航を再開しました。旅客便の増便に伴い、旅客機が提供する貨物室容量も増加し、貨物のお客様により多くの選択肢を提供することができました。年末には、パンデミック前の貨物便容量の約3分の2の水準で運航しています。
キャセイパシフィック航空の業績
2022年、キャセイパシフィックの旅客収入は2021年比で214.9%増の136億8,600万香港ドルでした。有効座席キロ(ASK)で測定される飛行キャパシティは51.6%増加し、有償旅客キロ(RPK)で測定される旅客輸送量は258.3%増加しました。2022年には、1日平均7,682人、合計280万人の旅客を輸送し、これは2021年に比べて291.1%増加しました。座席占有率は2021年の31.1%に対し、73.6%でした。
一方、2022年の貨物収入は2021年に比べ16.6%減少し、269億9,000万香港ドルでした。有効貨物トンキロ(AFTKs)で測定される容量は、COVID-19対策による乗組員への検疫制限の高まりにより、特に当年の前半に運航された貨物容量が減少したことを主因として19%減少しました。貨物輸送量は、有償貨物トンキロ(RFTKs)で測定しており、29.8%減少しました。総トン数は13.4%減の115万4千トンでした。貨物搭載率は2021年の81.4%に対し70.6%、貨物イールドは18.5%増加し4.67香港ドルでした。
当社は、パンデミック期間中から、慎重なコスト管理に引き続き注力しました。しかし、燃料価格の高騰など特定の要因が当社のコストに影響を及ぼしました。2022年の非燃料コストは、2021年と比較して5.9%減少し、345億9,900万香港ドルとなりました。キャセイパシフィック航空の総燃料費(燃料費ヘッジの影響前)は、2021年と比較して42億700万香港ドル(48.2%)増加しました。
子会社・関連会社の業績
香港エクスプレスは、2022年に13億5,900万香港ドルの損失を計上しました(2021年:19億7800万香港ドルの損失)。同航空会社の業績は、厳しい渡航制限と検疫要件の影響を受けましたが、5月1日以降、特に最終四半期において、制限の緩和による恩恵を受けました。
エア・ホンコンは、2022年に7億7,600万香港ドルの利益を計上しました(2021年:7億4,800万香港ドルの利益)。2022年初頭から5月1日まで実施された、香港を拠点とする貨物航空機乗務員に対する検疫要件は、その期間中、運用能力に大きな影響を与えました。
航空サービス子会社の業績は、2021 年と比較して 2022 年は低下しました。世界的なパンデミックによる旅客および貨物量の大幅な減少が業績に影響を及ぼしました。
関連会社の業績は、2021年と比較して減少しました。損失は、新型コロナウィルス感染症の世界的拡大の継続的な影響、旅客需要および便数・座席数の低下、燃料価格の高騰、為替レートの変動が原因となりました。
主な開発状況
2022年はキャセイパシフィック航空グループにとって困難な年でしたが、いくつかの重要なマイルストーンを達成することもできました。最新鋭の航空機5機を受領したほか、海外に駐機していた航空機24機を再稼働させ、フライト能力の回復を開始しました。
2021年に導入した新しいプレミアム・トラベル・ライフスタイル・ブランド「キャセイ」をローンチさせ、2022年には、マルコポーロクラブとアジア・マイルの長所を1つのキャセイ会員プログラムに集約した、より高い会員体験を提供することに成功しました。キャセイの会員数は1,300万人を超えており、長年にわたる継続的なロイヤルティとサポートに感謝いたします。また、2022年には、香港で初めてキャセイブランドの実店舗をオープンしました。
さらに、私たちは持続可能な開発目標に向けて大きな前進を続けています。2022年には、アジア初の主要プログラムであるキャセイパシフィックコーポレート・サステイナブル航空燃料(SAF)プログラムを開始し、プログラムの一環として、香港国際空港で初めてSAFが使用されました。また、Aemetis社との間で、2025年からブレンドSAFを供給するためのオフテイク契約を締結しました。
2023年以降の展望
過去数年の困難な時期を乗り越え、新たな段階へと進むにあたり、私たちの焦点は今、香港のためのキャセイパシフィック航空の再構築にしっかりと注がれています。私たちは、キャセイパシフィック航空と香港をつなぎ直すと同時に、香港と世界をつなぎ直すのです。
これを達成するために、私たちが行っていることは、単にパンデミック以前の状態に戻すことだけではありません。私たちは、以前よりも優れたキャセイパシフィック航空を再構築しているのです。私たちには、人々の人生を前進させるという目的があり、世界最高のサービスブランドのひとつに、社員、お客様、そして香港が心から誇りに思えるブランドになるという野心的なビジョンがあります。思慮深く、進歩的で、実行力があることが、私たちの文化の中核を形成しています。
4つのビジネスライン
当社の企業戦略の根幹をなすのは、プレミアム・トラベル、ローコスト・トラベル、カーゴ、ライフスタイルという4つのビジネスラインです。世界最高のプレミアムな航空会社になること、アジアで最も実践的なLCCになること、世界で最も顧客中心の航空貨物ブランドになること、そしてお客様にプレミアムで豊かな旅が楽しめるライフスタイルを実現させること、これらそれぞれが卓越する野心によって導かれています。
旅客事業では、キャセイパシフィック航空のプレミアムサービスと、LCCである香港エクスプレスの独自の強みと成長の可能性を活かした、強力なデュアルブランド・アプローチを採用しています。これにより、すべてのお客さまのニーズに対応し、お客さまに合った方法で旅行を楽しんでいただけるよう、より多くの選択肢を提供することができます。
過去数年間、貨物輸送は当社のビジネスにおいて特に重要な役割を担ってきましたし、現在もそうです。お客様のために、常に高みを目指そうとする貨物チームの努力は並大抵のものではありませんでした。これは、キャセイカーゴがエア・トランスポート・ワールド(ATW)の2023年エアライン・インダストリー・アチーブメント・アワードで、最も厳しい制約の中で成長、革新、適応を続けているカーゴ・エアライン・オブ・ザ・イヤーに選ばれたことが表しています。
ホリデー、ペイメント、ウェルネス、ショッピング、ダイニングの5つの柱で構成される当社のライフスタイル事業も、引き続き拡大・成長させていきます。
顧客中心主義は、私たちが戦略を実現するための重要な柱の一つです。これは、お客様がキャセイをどのように評価しているかをデータに基づいて深く洞察し、当社へのご愛顧とご支持を構築することを意味します。また、常に効率的なオペレーションを実現するオペレーショナル・エクセレンス、特徴的な従業員体験の創出と多様で包括的な職場を重視するハイパフォーマンス文化の構築、そして生産性と価値創造の最大化にも注力しており、よりスマートに、より良く、継続的に改善することを目指しています。
3つの重点開発領域
4つの事業の成功を可能にするためには、将来を見据え、将来に向けた新たな能力を構築し続けることが極めて重要です。グレーターベイエリア(GBA)を私たちのホームマーケットの一部とすること、強力なデジタル文化と能力で有名なデジタルリーダーになること、そしてサステナビリティにおけるリーダーになることです。
グレーターベイエリアにおける当社の目標は、この地域を発着するプレミアムなご旅行とローコストなご旅行の両方で当社が優先的に選択されるようになることです。私たちの戦略の中心は、グレーターベイエリアの各都市と香港国際空港(HKIA)間で、シームレスでかつ簡単に国境を越えることのできる類まれな乗り継ぎ体験をお客様に提供することです。私たちは、グレーターベイエリアからの旅行者が香港国際空港でキャセイパシフィック航空や香港エクスプレスのフライトとシームレスに接続できるよう、航空、海上、陸上のオプションを含む信頼性が高く便利な幅広い複合輸送サービスを提供することを約束します。
貨物部門では、キャセイパシフィック・カーゴとキャセイパシフィック・サービス・リミテッドが、2023年2月に東莞ロジスティクスパークで貨物輸送を受け入れ、船で香港国際空港(HKIA)に輸送し、アウトバウンド航空貨物輸送を行う最初の航空会社かつ貨物ターミナルオペレーターにそれぞれなりました。これには、東莞のビスター・ロジスティクス・センターにある当社独自の保税施設、キャセイ・カーゴ・ターミナル・東莞の設立も関わっています。
GBA(グレーターベイエリア)戦略を実現するため、昨年7月に深センに新しいGBA本部を開設し、精選されたライフスタイルの提案を拡大するためのパートナーシップ構築など、この地域での成長と投資の機会を引き続き探っています。
当社のデジタル戦略は、データ分析、技術革新、全社的なデジタルトランスフォーメーションを軸としたフレームワークによる顧客中心主義への徹底したフォーカスに支えられています。この分野では、数々の業界賞を受賞し、人工知能などの新しい技術革新を展開することで、顧客サービスの効率と質を向上させるなど、大きな成果をあげています。
サステナビリティについては、2050年までに炭素排出量を正味ゼロにするという目標を達成し、2030年までに燃料消費量の10%を持続可能な航空燃料(SAF)にすることに専心しています。私たちは、気候変動のパフォーマンスに関連する特定の重要業績評価指標(KPI)を設定しています。特に、キャセイパシフィック航空は2022年にエアバスA321neoの新機材を対象とした初のサステナビリティ連動型航空機ファイナンスを確保しましたが、今後もサステナビリティ目標をファイナンスに取り入れる機会を探っていきます。また、今年は2023年ブルームバーグ男女平等指数(GEI)に掲載され、当社の男女平等に向けた道においてひとつの大きなマイルストーンを達成することができました。
展望と考察
世界的な旅行が再開され、キャセイパシフィック航空と香港の国際航空ハブが再建される中、私たちは故郷の香港に観光客を迎えることを切望しています。香港特別行政区政府、香港政府観光局、香港貿易発展局による観光客誘致の取り組みや、キャセイ/HSBC香港ラグビーセブンズ、クロックンフラップ音楽祭などのメガイベントの復活を支援できることを嬉しく思います。
過去数年間は困難な状況でしたが、私たちは未来に向けて、教訓を生かして前進しています。困難を乗り越え、キャセイパシフィックが新しいエキサイティングな段階に移行していることを、ぜひ皆様ご自身の目で確かめていただきたいと思います。
この数年間、お客様からいただいた継続的なご支援に心から感謝いたします。私たちは、より多くのフライト、より多くの目的地、そして未来に向けて再構築することで、さらにエキサイティングなものをお客様にお届けすることを約束します。
特に、香港の人々とビジネスを世界と結びつけてきた当社のグローバルに活躍する航空のプロ達が極めて厳しい環境下において貢献してくれたことに改めて感謝したいと思います。2023年から最高経営責任者として新たな役割を担う私は、プロ意識、チームワーク、顧客志向、機知に富んだ高いレベルを示してきたチームに本当に恵まれていると思います。
ロナルド・ラム
最高経営責任者(CEO)
香港、2023年3月8日