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キャセイパシフィック航空 香港エクスプレス航空の買収を完了

キャセイパシフィック航空 香港エクスプレス航空の買収を完了

完全子会社化後も香港エクスプレスは独立したローコストキャリアとして運航を継続

キャセイパシフィック航空は、このたび香港エクスプレス航空の買収が完了したことを発表しました。これにより、香港エクスプレスはキャセイパシフィックの完全子会社になりました。

キャセイパシフィックの最高経営責任者(CEO)であり香港エクスプレスの会長を兼任するルパート・ホッグは「グループ傘下に香港エクスプレスを迎えられたことを大変嬉しく思います。今回の完全子会社化は利用客だけでなく、香港エクスプレス、そしてキャセイパシフィックグループにとっても有益なものであると同時に、国際航空輸送拠点である香港のさらなる発展にも寄与すると確信しています。」

「香港エクスプレスはこれまで通り、ローコストキャリア(LCC)のビジネスモデルを維持しながら独立した航空会社として運航を続けます。また、これまでと変わらぬ運航形態で旅客へのサービスを継続します。利用客には運賃や就航地について、より多くの選択肢が提供されることになります。」

「業務の移行をスムーズに行い、事業のさらなる拡大を推進することで、利用客に一層喜ばれるサービスの提供に向けた取り組みを香港エクスプレスと進めていきます。」と述べています。

香港エクスプレスの最高経営責任者には、過去20年以上にわたりキャセイパシフィックグループや香港エアクラフト・エンジニアリング社(HAECO)で要職を歴任し、直近ではキャセイパシフィックのコマース&貨物取締役を務めたロナルド・ラムが就任しました。

ホッグCEOは、今回の香港エクスプレスの完全子会社化について、キャセイパシフィックグループの航空運送事業の発展と拡大を長期的にもたらすものであり、世界を代表する国際航空輸送拠点である香港の競争力向上を図るうえで魅力的かつ実践的な手段であるとしています。

また、「キャセイパシフィックグループと香港エクスプレスの事業およびビジネスモデルは相互に補完し合う関係にあります。香港エクスプレスの利用客には、香港を拠点に広がるキャセイパシフィックグループのグローバルネットワークを通じて、より多くの乗り継ぎ便の選択肢を提供します。これにより、旅行者全般に対しても、より多くの旅の選択肢と高い利便性をもたらします」と述べています。