キャセイパシフィックグループ ダバオとメダンへのノンストップ便を就航

成長著しいASEAN地域の2都市へ香港から初の定期便を就航

グループ史上最大規模のネットワーク拡大の年に

キャセイパシフィックグループのリージョナルエアラインであるキャセイドラゴン航空は、香港からダバオとメダンへの新たな2路線の運航をそれぞれ10月28日、10月29日より開始します。これにより、グループの運航ネットワークをさらに拡大します。

キャセイパシフィックグループは2018年、グループ史上最大規模のネットワーク拡大を進めており、キャセイパシフィックグループにとってダバオとメダンは今年新たに就航することが発表された8番目と9番目の都市となります。今回の増便により、香港と東南アジア諸国連合（ASEAN）の原加盟国２ヵ国とを結ぶフライトの利便性はさらに向上します。

フィリピン南部に位置するミンダナオ島の貿易、ビジネス、観光の拠点であるダバオへは週4便、インドネシアの北スマトラ州の州都であるメダンへは週3便にて、それぞれ香港と結ばれます。

新たに開設する2路線は、香港とダバオ、香港とメダンを結ぶ唯一のノンストップ便で、エアバスA320型機で運航される予定です。

ダバオ及びメダン行きの日本発着の航空券は、５月中旬よりキャセイパシフィックのウェブサイトとカスタマーセールスセンター（0120-46-3838）および全国の主要旅行会社で販売開始予定です。

キャセイパシフィックのカスタマー＆コマース最高責任者であるポール・ルーは、「新たな2路線への就航は、香港と初めてノンストップで結ばれる都市へネットワークを広げるというグループのコミットメントを反映したものであり、利用客への選択肢を増やし、アジア最大の国際航空輸送拠点としての香港の地位向上に寄与します」と述べています。

さらに「ダバオとメダンはそれぞれの地域を代表する貿易と観光の拠点であり、中国の広域経済圏構想『一帯一路』において重要な役割を担っていくと考えられます。まさに、これら2つの都市にはビジネスとレジャー旅客の双方の分野で大きなチャンスがあると見込まれます」

「新たに就航する2路線は、香港と香港以遠からの乗り継ぎ客の需要を捉えると同時に、フィリピンとインドネシアの旅客には、香港を拠点に中国本土を含め世界各地へと広がるキャセイパシフィックグループのネットワークを通じてより多くの選択肢を提供することになります」と加えています。

キャセイパシフィックグループは今年に入ってからすでに香港と南寧、済南、ブリュッセル、コペンハーゲン（季節運航）を結ぶ各路線に就航しており、さらに年内には香港からダブリン（6月）、ワシントンDC（9月）への就航、また香港からケープタウン（11月）へは季節運航の開始を予定しています。

＜ダバオについて＞

フィリピン最大のチャイナタウンを擁するダバオは、ミンダナオ島における経済の中心地であるとともに、豊かな農業の中心地域への玄関口としての役割を果たしています。150万人以上の人口を抱えるダバオは、溢れる自然、手つかずの美しさが残るビーチや島々、ダバオ湾に点在する世界有数のダイビングスポットにほど近いといった環境に恵まれており、エコツーリズムが盛んなことで認知度が高まっています。

キャセイパシフィックグループにとってダバオは、マニラ、セブ、クラークの3都市に加わるフィリピンへの新たな就航地となります。

2018年10月28日に運航開始となる香港／ダバオ線のスケジュールは以下の通りとなります（時刻は全て現地時間）：

＜メダンについて＞

ジャワ島外ではインドネシア最大の都市となるメダンは、豊かな伝統文化や歴史的建造物、バラエティに富んだ料理など多様な魅力をもつことで知られています。インドネシアのグルメの中心地であり、街にはバタック料理をはじめ中華料理、インド料理、マレー料理、そしてタミル系の料理などが楽しめる多彩なレストランが数多く立ち並んでいます。スマトラ島の輸送拠点でもあるメダンの近郊にはトバ湖やサモシール島、シナブン山など、この地域の豊かな自然が楽しめる場所へのアクセスの良さでも知られています。

キャセイパシフィックグループにとってメダンは、ジャカルタ、デンパサール（バリ）、スラバヤに加わるインドネシアで4都市目の就航地となります。

2018年10月29日に運航を開始する香港／メダン線のスケジュールは以下の通りとなります（時刻は全て現地時間）：