キャセイカーゴ・ターミナル、香港の貨物ターミナルで初の電子決済を導入
~デジタル化により貨物出荷プロセス全体を効率化~
キャセイカーゴ・ターミナルは、中国本土・東莞の物流施設ではすでに、Alipay(アリペイ)、WeChatPay(ウィーチャットペイ)、UnionPay(ユニオンペイ)での輸入貨物のキャッシュレス決済を導入しており、香港においても初の完全キャッシュレス貨物カーゴ・ターミナルとなることを目指しています。
また、フォワーダーはキャセイカーゴ・ターミナルと直接与信枠を設定することが可能になります。さらに今回の電子決済システムにより同ターミナルが既に導入しているeSRF(電子化貨物搬出許可書)による輸入貨物の搬出プロセスのデジタル化が完結します。決済から搬出まで一貫して電子化されるメリットをより多くのフォワーダーに提供することができるようになりました。
PayCargo社は2009年の設立以来、グローバル・ロジスティクス業界向けの料金決済ソリューションを提供しています。5,000社以上の物流業者と50,000社以上の決済利用者(主にフォワーダー)が同社ネットワークに登録しています。キャセイカーゴ・ターミナルは、香港市場におけるPayCargo社の最初の貨物ターミナル・パートナーとなります。
「PayCargo社の電子決済ソリューションを採用したことで、フォワーダーとその契約トラック業者により多くの選択肢と利便性を提供できることを嬉しく思います。当ターミナルでeAWB(電子航空貨物運送状)とeSRFを導入後の新たなマイルストーンとなり、デジタル化推進におけるリーダーシップへのコミットメントを再確認することができました。香港初の完全キャッシュレスの航空貨物ターミナルになることを目指しています。」(キャセイカーゴ・ターミナル 最高執行責任者(COO)マーク・ワッツのコメント)
「キャセイカーゴ・ターミナルのデジタル化の取り組みに参加することができ、貨物決済の効率性と安全性の新たな時代を提供できることを光栄に思います。私たちは、PayCargoが金融ワークフローを合理化するだけでなく、全体的な顧客体験を向上させることができると確信しています。キャセイカーゴ・ターミナルと共に、スピード、信頼性、利便性に重点を置き、香港の物流分野における新たなベンチマークを創り上げていきます。」(PayCargo アジア・コマーシャル・ディレクター モーガン・ロー氏のコメント)
キャセイカーゴ・ターミナルの詳細については、以下をご覧ください。