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キャセイパシフィック航空 バキュテック社とのグローバルレンタル契約を締結

2018年3月26日月曜日 — 新たなパートナーシップを通じて

厳格な温度管理が求められる高価値な医薬品の輸送に、さらなる選択肢を提供

キャセイパシフィック・カーゴは、厳しい温度管理が要求される航空輸送に使用される定温梱包ソリューションの提供で定評のあるバキュテック社(va-Q-tec)との、新たなパートナーシップの締結を発表しました。5日間以上の定温輸送を実現したバキュテック社の高性能パッシブ型(非電源式)定温コンテナは、人命を救う貴重な医薬品の航空輸送における優れたソリューションを世界各地の荷主へ提供することで、キャセイパシフィック・カーゴの物流プロダクトのひとつである「Pharma LIFT(医薬品輸送)」の拡充をもたらします。

 

国際航空運送協会(IATA)が策定した医薬品輸送に関する国際品質認証であるCEIVファーマを取得した香港で最初の航空会社であるキャセイパシフィックは、時間と温度の厳格な管理が求められる高価値な医薬品の輸送を迅速、着実、効率的に実行するための取り組みに尽力しています。

 

キャセイパシフィックの貨物サービス部門ジェネラルマネージャーであるフロスティ・ラウは「バキュテック社との提携を通じて、革新的なパッシブ型ソリューションを顧客に直接提供することが実現できたことを大変嬉しく思っています。電源を使用することなく、数日間にわたって定温輸送を可能にするバキュテック社の高性能パッシブ型定温コンテナは、世界各地へと広がるキャセイパシフィック・カーゴの航空貨物ネットワークと相まって、世界中の顧客に利便性を提供すると確信しています」と述べています。

 

バキュテック社のアジア地区事業開発責任者であるユ・インスク氏は「医薬品市場は世界中で急速に拡大を続けています。今回の新たな提携により、多くの顧客はキャセイパシフィック・カーゴから直接、高い信頼性を誇るバキュテック社製コンテナのリースが可能になります」と加えています。

 

バキュテック社製の定温コンテナは、最大でUSパレット2枚まで搭載可能な計5種類のサイズが用意されており、-60℃から+25℃までの6つの異なる温度帯に対応することで、医薬品やヘルスケア、医療の分野で求められる安全で温度管理された輸送を実現します。

 

英国バキュテック社のグローバルパートナーマネージャーであるウィル・スタッドン氏は「定温輸送市場に大きく貢献するうえで、キャセイパシフィック・カーゴという強力なパートナーと業務提携を結んだことを嬉しく思っています。品質重視を貫くキャセイパシフィック・カーゴの姿勢は、私どものサービス姿勢と合致しており、今回のパートナーシップは主要医薬品市場におけるバキュテック社の持続的成長を意味するものです。世界各地へと進出するバキュテック社では、とりわけアジア太平洋地域における事業拡大に注力しています」と述べています。

 

バキュテック社は、すでに韓国や日本をはじめとする様々な国で拠点を設立するとともに、各地でコンテナのネットワークステーションの設置を進めています。同社では航空会社をはじめフォワーダーやインテグレーター、物流サービスプロバイダーと協力しながら、高性能輸送コンテナと輸送サービスの拠点を確立するために多額の投資を続けています。

 

バキュテック社の製品に関する詳細は、キャセイパシフィック・カーゴの「Cargo Clan」に掲載されている英国バキュテック社 グローバルパートナーマネージャーであるウィル・スタッドン氏とのインタビュー(英語)記事内で紹介されています。

 

キャセイパシフィックについて

キャセイパシフィックグループは約200機の運航機材を所有し、香港を拠点にアジア、ヨーロッパ、オーストラリア、北米、アフリカの計200都市以上に旅客・貨物の定期便を運航しています。キャセイパシフィックは国際航空貨物を取り扱う世界最大の航空会社のひとつで、世界46都市への貨物専用便を運航するとともに、キャセイパシフィックとキャセイドラゴン航空が運航する旅客便を活用した貨物輸送を手がけています。キャセイパシフィックが運航する貨物専用機は、14機のボーイング747-8F型機と6機のボーイング747-400ERF型機(航続距離延長型貨物専用機)、計20機のボーイング747型機で構成されています。詳細はwww.cathaypacific.co.jpで紹介しています。

 

 

キャセイパシフィック・カーゴ・ターミナルについて

香港国際空港に併設されたキャセイパシフィック・カーゴ・ターミナルは、2013年2月21日に運用を開始しました。総工費59億香港ドルを投じて建設された施設は最先端技術を駆使した世界最大級の貨物ターミナルで、世界有数の航空貨物輸送拠点である香港のさらなる地位向上を後押しする貨物処理能力の増強をもたらしています。

 

キャセイパシフィックの完全子会社で貨物ターミナルを運営するキャセイパシフィック・サービス社には、香港国際空港におけるこの航空貨物ターミナルへの投資、その設計・建設・運用に関する20年間のフランチャイズ権が与えられています。年間260万トンもの貨物処理能力を誇るキャセイパシフィック・カーゴ・ターミナルは、全ての航空会社が利用できる共用施設となっています。

 

キャセイパシフィック・カーゴ・ターミナルは業務効率と環境デザイン、サービスレベルの新たな基準を確立しています。

詳細はwww.cathaypacificcargo.com(英語)で紹介しています。

 

バキュテック社(va-Q-tec)について

バキュテックは断熱や温度管理の分野における高効率製品とソリューションを提供する先進的企業です。高い信頼性と優れたエネルギー効率で温度管理と断熱性を実現する、革新的な真空断熱パネル(VIP)と潜熱蓄熱材(PCM)の開発・製造・販売を手がけています。

 

また、VIPとPCMの最適な組み合わせにより、電源に頼ることなく24〜200時間以上におよぶ温度安定性を確保するパッシブ型定温梱包容器(コンテナ型やボックス型)を製造しています。レンタルサービス事業ではグローバルパートナーネットワークを構築しながら、厳格な温度管理が要求されるサプライチェーンにおける厳しい遮熱基準を満たした多様なコンテナやボックスを提供しています。

 

バキュテックではヘルスケア&物流を主要な市場としつつ、家電&食品、技術&産業、建築そして交通の各分野への応用の取り組みも手がけています。ドイツのヴュルツブルクに本社を構えるバキュテック社は2001年の設立以来、着実な成長を続けています。

 

バキュテック社に関する詳細はwww.va-q-tec.com(英語)で紹介しています。